それがなにより証拠には: World Youth Soccer
From: Tomohisa Sakata
Newsgroups: fj.rec.sports.soccer
Subject: 微温湯Jリーグ
Date: Thu, 01 Apr 1999 01:55:46 +0900
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  ■□ 長野(から京都へ旅する <かもしれない>)のサカタです

  出先から軽自動車猛スピード 60km/h で帰り、久々の代表の試合をオオシと
 気合い入れて見たんですが、あまりいいところがなかったですね。前半少しだ
 けプレスがかみ合っていいかなと思ったんですが、途中からカンどころを読ま
 れてしまい、パスではぐらかされ無為に走らされてしまったようです(必死で
 プレスをかけに行き、かわされ転んでいる城が哀れであった・彼はもしかして筋
 力のわりに体重がありすぎるんじゃないだろうか?)。中田と伊東の絡みがな
 かなか華麗で中盤はいいところまで行くのですが、まったくフィニッシュに持っ
 ていけない我らのチームに全体にイライラして見ていました。

  最近Jリーグを見ていると感じるのですが、Jのサッカーは甘い、甘すぎる。
 Jのチームはボールを取り返した直後の攻撃の組み立てに、厳しい攻めの姿勢
 がまったくなく、安全で楽なことをばかりをしていると思います。大ミスをし
 て恥をかかないという意味で、安全なプレイばかりを。

  相手選手ぎりぎりのコースを狙い一気にサイドチェンジをしてから迅速に前
 へ運んでいくようなスリリングなサッカーを見たいのに、120% インターセプ
 トされない、その代わり通っても相手にとっては痛くもかゆくもないパスばか
 りがくり返されている。そして適当なところまで行ったらサイドから放り込む、
 そんな攻めばかりに思えます。

  今日の代表の試合にはまったく同じ欲求不満を感じました。動きのよさが光っ
 ていた中盤でしたが、センターサークル付近から、厳しい勝負をかけられる位
 置のSBに渾身のパスを出さないで、いったんDFに戻してからSBにボール
 を回していくというその遅さ。へんなところでインターセプトされたら滅茶高
 い確率でカウンターを決められる相手ではありますが、だからといってあんな
 にゆっくりと攻めていたら相手を崩すような有効な攻撃が出来るわけがない。
 Jでいつもぬるい攻めをしてるから、代表に来たってギリギリで決定的な勝負
 ができないのではないかと疑うのです。決定力がないのはFWだけではないの
 です。

  もっと見ていて「よし!」と膝を打ちたくなるような試合をしてほしい、J
 リーグのチームたちよ。それなくして代表も強くなるわけがないのであります。
 というのが今日のブラジル戦の感想でした。


From: Tomohisa Sakata Newsgroups: fj.rec.sports.soccer Subject: Re: U-20日本代表にに一言 Date: Mon, 12 Apr 1999 23:07:53 +0900 ----------------------   ■□ 長野のサカタと申します /~~ In <01be84b3$5d1f5720$b30a10ac@mori.aandi.co.jp> , Mori@ san wrote: > イングランド戦はビデオに撮ってまだみてないんですが、 > 結果や解説では今回はロングボールをゴール前にもポンポン放り込まれるのにも > 対処できたとのこと。相手がいくらプレミアリーグの控え組で実質U18でも > 0点に押さえて勝ったのはたいしたもんです。  生中継で見てました私(なんてゆう生活か)。面白く、うれしい試合でした。 大英国帝国の、調子が悪いユースとはいえ未来のプレミアリーグをになうであ ろうその選手たちを相手に、技術でまったく劣っていないのが素晴らしい。  本山と酒井という選手がことにイイですね。体調もいいのでしょうけど、ボー ルキープの仕方が自信にあふれていてかっこよい。本山は常に前に突破を狙っ ている(そしてしてしまう!)し、酒井は広く遠くを見渡しつつシンプルにプ レーして大物感を漂わせている。小笠原もボールキープの仕方が安定している し、高原はちゃんとポストになり突破もシュートも狙う気持ちがあって、いい 働きをしているように思えます。若い選手が自信を持ってやっているのを見て いると、非常にすがすがしい。  小野はアウェイじゃ体調をキープできない選手なのかな。足先の微妙なタッ チで勝負する選手ゆえに、自分の切れが悪いときにプレスを受けるとブレが出 て正確にプレイできないという感じなんでしょうか。自分でもイライラしてい る様子。けれどもループで点は取ったので、これをきっかけに自信と調子を上 げていけばよし。 > 中盤は少々急いでいるとはいえ、プレスは先日のフル代表のブラジル戦より > 良く見えます。(相手が違うといえばそれまでですが・・・)  私も同感でした。プレスのかけ方よりも、取ったあとが美しいですね。多人 数で奪うところまではフル代表も得意技なんですが、奪った瞬間 & 場所から ゴール前まで全速力でミスなくワンタッチでボールを一気に運ぶなんて芸当は フル代表では見たことないわけで、見ていて快感が走り、このチームの選手は 本当に技術が粒揃っているなあと感心して見ていました。  見ていて快感のなにより証拠には、日本がショートパスでつないでいくと場 内が「お..おお..おおおお....おおおおおお!」と大盛り上がりしていくでは ないですか。オコチャを代表とする華麗なサッカーを愛すであろうナイジェリ ア人が、うちとこのチームを楽しんでくださってる。お客さ〜ん、ありがと〜 う(感涙)。国際トーナメントでの日本のプレイに、日本サポーター以外のお 客さんたちがあそこまで盛り上がるなんてことは普通ナイわけで、それを見て いると私はうれしくて、涙でTVの画面が見えなくなり......。 ==== ◆ ========== ◆ ========== ◆ =====  それにつけても本山の突破はすごいですね、こんな選手が日本にもいたのか と見るたびに思います。軽くて細い体を生かした柳に高速風のドリブル突破、 これこそアジア選手の理想ではないでしょうか。彼がファウルを受けると「う わこの野郎うちの宝になにをする」と怒りを感じ、そして「おおこの怒りはサッ カーネーションの人々が感じているタイプの怒りに相違ない」と気がついてま た私はにやけてしまうのです。  まあともあれイングランドの調子が悪すぎてやや気の毒ではあったんですが、 こういった剛毅な国を相手に柳に風でかわしていくというのが、まさに私が日 本のサッカーに夢見るものなのです。それが現実となって今アフリカの風の中 行われているわけで、毎試合5時まで起きてて後遺症で仕事が遅れるのもまあ 無理もないことなのでした。 > 私もカメルーン戦で怒り心頭だっただけに少々反省しています。  右に同じなんですが、負けるときのやるせなさはちょっと類がないですよね、 このユース代表は。「お前ら代表の試合を見て『ああいう失点だけはすまい、 見ている方が応援する気をなくすから』と思ったことないのか!」といいたく なってしまいました。次のポルトガル戦でまたころっと負けたりせず、ちゃん と力を出して戦ってほしいと願っています。

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