【Journal】自転車親子の日々&女子 WC カナダの旅


■ 03/08/16(土) 13:05:09 □ オシッコ計画が一歩進む
 雲が全面的に広がりえらい寒くなってしまった。もう夏は終わりかけのカナ ダ。PNE(遊園地&夏期限定イベント)が始まったので、来週あたり行きた いものである。  夕方、ついに萌がオシッコに成功する。パンツが濡れてから「あ、ああお父 さんオシッコ」と萌は気がつくのだが、それでも二度ほどトイレの中に残りを ポトポトとすることができた。ビッグステップである。 ----------------------  夕方LD家でMのマスター(教育学修士)取得お祝いパーティ。俺と萌はい つものように庭を隅々までチェックし、あたりを散歩して過ごした。萌は観察 力と好奇心がすごい。茂みの中に大きな松ぼっくりを発見して、「あああすご い大きい松ぼっくり!」と大事件のごとく叫んだりしている。
■ 03/08/20(水) 13:50:16 □ ついにやってきた PNE
 現在 PNE。動物たちと遊んだり、サンドイッチを買って食べたり。フェスティ バルのムードの中ブラブラと歩いているだけで楽しい。  お目当ての「Dora the Explorer(アニメ)ショー」はドーラのぬいぐるみ が出てきて数分間踊っただけで、ドーラの声の人が来ていなかった。あんなぬ いぐるみなど誰だって作れるわけで、これで「ドーラがやってきた」というの はいくらなんでもと俺は呆れてしまう。ところが萌たち子供らはそれでもえら い喜んでいるので驚いた。「ドーラ、ハーイ!」とステージに向かい力の限り 叫ぶ子供たちの素直さには感動させられる。萌たちの目にはあのぬいぐるみが、 TVアニメから出てきたドーラに見えるのかしらん。  遊園地のライド(乗り物)はすべての乗り物が強烈なG&スリル発生装置に なっていて、幼児が恐怖を感じず乗れるものはメリーゴーランドだけしかない。 萌は元々スピードや高さを嫌うので、結局乗りたがるものが1つもなかった。 まあよし。 ----------------------  そんなわけで夕方になり、せっかく買ったライドチケットがまる余りとなっ てしまったが仕方がない帰ろうかというと、萌はフェスティバルの中にいてピー プルを見ていること自体が楽しくて仕方がないようで、帰りたくないという。  んじゃま晩飯もここで済ませてのんびりしようとレストランのあるカナダ政 府館に行ったのが正解で、ここが非常に楽しめた。カナダ政府とアーミー(み な人あたりがよくて驚く)が用意したいろんなゲームで遊んだり着ぐるみピー プルと写真を撮ったり、ステージに上がって歌い踊り周りの皆にも歌わせたり、 バッジやライトをもらったりで大喜び。さらには常設プレイグラウンドで他の 子供たちと共に暗くなるまで遊び、一日を楽しみ尽くして PNE を出たのは8 時となった。萌の楽しげな姿を見ていて、俺たちも実に幸せであった。やっぱ り PNE はよい。小さな子供向けの楽しみ部分でもっとよくあってほしいが、 この程度でも十分楽しい。
■ 03/08/30(土) 24:33:58 □ 夏最後の川遊び
 この夏最後かと思うような灼熱の太陽になったのでプールに行こうと出かけ るとメンテで閉まっていた。しょうがないので川に行くと、60 年代からタイ ムスリップしてきたような酔っ払いヒッピーのおっさんがいた。「日本から来 たのか。俺は日本の映画を見たことがあるぞ。なんだっけなタイトルは、えー と....『Shogun』だ!」と、国際知識も 30 年前くらいの1つポッキリしか持 たないというすごい人であった(笑)。萌が目を丸くしており、おっさんが帰っ た後「おかしなおじさんだったねえ」と俺がいうと、「ねえ!」と大笑いして いた。  あ、カナダ代表オジェック監督更迭。うーん、ゴールドカップで毎度ながら の意味なき負けを喫していたからなあ。
■ 03/09/03(水) 24:46:01 □ Mの thesis サマリーを読む
 Mの修士論文のサマリーを読んでみた(本編は素人が気軽に読めるシロモノ ではないので、あちこちに配布しているダイジェストを読んだ)。学術論文と いうのは形式のしばりがきついらしく導入部が退屈だが、そこを過ぎて調査の 対象となったハイスクールの子供たちのインタビューが出てくると、実に新鮮 で生き生きとした言葉にあふれている。ああこれは面白い論文なんだなと分か る。もっと詳しく知りたくなる。サマリーなので分量的に無理があるのかもし れないが、少し内容を足せばもっと本編をたくさん読んでもらえるだろう。本 にして出版して金を稼いでくれというと、こんな論文には一般の需要がないと のこと。ありゃりゃそうですか。
■ 03/09/04(木) 16:18:22 □ 恐るべきギターショップ
 ギターの弦を買いに行く。数百本のギターその他を揃えた、すごい店が近く にあるのをこないだ発見したのだ。フェンダー・ギブソン・マーシャルといっ た神器がごろごろと揃っている。PoCo などという田舎になんでこんなに立派 な楽器屋があるのか理解できんので、「PoCo ってミュージシャンが多い町な の?」と聞くと、「そうしたいと私らは願ってるんだけどね」と答えにならぬ 答えであった。どっちなんだオイと落語的に突っ込みたくなる。チェーン店ら しいが、それにしてもなんでこんなすごい品揃えにできるのか、信じられない。 あー 500 ドルのでいいからストラトが欲しい。
■ 03/09/08(月) 14:22:55 □ 新しい幼稚園
 今日は幼稚園の学期初日。初日は親への説明会と子供とが別々で、授業でな にをやってるのか見ることはできなかったが、萌は俺がいなくてもしっかりやっ ているのが伺えた。成長しています。  校長先生は、日本の生徙に負けない学力をはぐくむ実績が本校にはうんぬ んと語っていて、なんかそこまでリキを入れなくてもと思った。むろん俺の 方が浮き世離れしてるのだろうが、幼稚園小学校なんて楽しくやって、親以 外の人と日本語で自然に話せるようになればOKないだろう。  一方Mは今日から大学助手と ESL 講師のかけ持ちでフルタイムワーク、忙 しい。カレッジの ESL の方は中国のリッチな留学キッズがほとんどとのこと。 極貧層が大きく存在する「共産主義国家」からカナダに留学してBMWに乗っ ているキッズがいると思うとそれだけでやり切れないが、まあ個々人よりも体 制が悪いのである。
■ 03/09/14(日) 20:40:07 □ あんまんおいしいね
 昨日はSHとADが来て楽しかった。今日は久々に外出し、最近お絵かきに 燃える萌のために、今使ってるのの倍以上に大きなドローイングボードを買って やる。さらに「千と千尋」その他で萌が何度も目にしていながら食べたことの なかったあんまんを買ってきて食べ、非常に心の満たされる日曜日だった。雨の 多い秋の主夫業は気がふさぐのだが、たまのこんな外出が効く。  あんまんは中華スーパーのものなのでガワもあんこもボソボソしてうまくは ないが、なにしろカナダ生活では他にまったく味わえない味なので、ないより は全然ましである。萌はアンコというものを食べたことがなかったので最初は 味を把握できずうえっと吐き出したのだが、「大丈夫だよ、これは甘いお豆だ よ、おいしいよ」と説明してやるともう一度口に入れ、「....おいしいね。お いしいねこれ。お父さんありがとう。ありがとうね」なんていうのである。い やいやそんなに丁寧な礼にはおよばんよ(笑)。  夜シャワーを浴びてからココアを作ってやると、「おいしいねえ」としみじ み味わい、「おいしいよ、お父さんも飲んで」とわざわざ別カップにちょっと 注いで俺にくれた。そして「おいしいねホットチョコレート。明日も飲もう」 なんていうのである。  夜ベッドで寝かしつけながら今日の一日を振り返り、今日は楽しかったねお やすみというと、もう眠くなっていた萌はうんうんうんと小刻みに首を振って 目をつぶって眠りに入っていった。
■.03/09/19(金) 13:21:07 □ 自転車があればいいんだよ
 薄曇り。萌のキャレッジを押してたらたらとプレイグラウンドと家を往復し ながら考えた。自転車があればいいんだよな。そうだよ。自転車としっかりし たチャイルドシートがあれば徒歩圏内のプレイグラウンドだけじゃなくて、川 だって町だって買い物にだってどこにでも行けるのだ。そうだよ。明日探そう!
■.03/09/20(土) 12:29:28 □ 女子 WC ドイツ - カナダ
 自転車はチャイルドシートが見つからない。町ではよく見かけるんだがなあ。  女子 WC ドイツ 4 - 1 カナダは、プロ対大学生という感じの格違いであっ た。中盤でためて走らせたウィングにワンタッチでボールが渡るなどという美 しいサッカーをドイツが展開し、カナダはひたすら走りまわされる。こんなに も違うのかと驚いた。アルゼンチンに爆勝したという日本は、もっと戦えるの だろうか。ドイツが良すぎたとはいえ、カナダはボールポーゼッション力がな さすぎた。日本女子は見たことがないが、普通に考えてもう少しボールを回せ るだろうと思う。 ----------------------  ストーンズの「Love You Live」を 20 年ぶりくらいに聴いた。このアルバ ムは初のストーンズアルバムとして中3か高一で買って実によく聴いたが、な にがかっこいいのかあんまり分かってなかったなあと今さらながら思う。コピー した有名曲のかっこよさにばかり惹かれて、C面のブルースなんか聴いてなかっ たも同然だ。30 近くになって誰かのパーティで「Cracking Up」をやった ときに、ああそういえばあのサイドはシブかったなあと改めて認識したのであ る。それでも、子供の頃これを聴いといてよかった。おかげでその後の人生楽し かった。
■.03/09/21(日) 11:20:25 □ 5年ぶりに自転車野郎となる
 CT で自転車を買ってきた。税込み $117、信じられない価格である。シマノ のディレーラーにフレーム&チェーンの鉄の材料代だけでも、こんな値段は簡 単に超えてしまいそうなものだ。乗ってみれば当然フレームが太すぎて堅いだ けで、パーツはゆるいしキャスター角が悪くてステアが非ナチュラルで、これ で山を走るのは疲れる上に危なすぎるが、町中トランスポーターとしては問題 ない。すごい値段だなあ。喜ぶ萌の三輪車とともに家の前をぐるぐると走ると、 それだけで他愛もなくうれしいのであった。
■.03/09/23(火) 10:09:17 □ ようやく夢のチャイルドシート
 自転車チャイルドシートがやっと見つかる。選択肢はなかったのだがあとか らネットで検索すると「バランスがよく安全性も高い」というもの。よし。取 り付けに1時間以上かかって大変だったが、萌を乗せてテストしてみるともち ろんのこと大喜び。「Faster faster! もっともっと!」といっていた。いや いや本格ライドは明日だよ。高かったがやはりモノはよい。満足感高し。明日 が楽しみだ。 ----------------------  タバコが切れてることが夜判明し、萌が寝てからさっそくスーパーまでチャ イルドシートのテスト走行となった。というか初めてこの自転車にちゃんと乗っ たのだが、速度を上げて走ってみるとなかなか悪くない。ギアシフトの感覚が さすがにスーパーしょぼく(チェーンがはずれそうで恐ろしい)、フレームが やたら堅くて各部のたてつけは悪く段差などで疲れるが、滑らかな路上をしゃーっ と走っていく限り問題ない。き、気持ちいい \(^o^)/。5年近くも使ってな かった自転車筋肉が張るのを行きで感じたのだが、帰りにはすでにその筋肉に 息が吹き込まれていくのを感じた。もう夜は冷えひえで、井の頭からあの子の 家まで走った90年頃の秋を思い出して仕方がないのだった。
■.03/09/24(水) 09:46:20 □ チャイルドシート初ツーリング
 晴れた、よし。どこへ行こうどこへ行こうと考えて、8時前には目を覚まし ていた。まずは昨日終わらなかったネジ締めを済ます。完璧。  そして初ツーリングは、夢に見たままの快適さであった。サッカー場のダー トを通り、遠回りしてゆっくりと Lincoln へ。あれほどヒイヒイ歩いた道が、 まるきりオートで後方に流れていく。萌もその速さに喜びを爆発させ、「お父 さんすごいね、きもちいいね、明日もやろうか」と喋り続けていた。ああなん でもっと早くにこうしなかったのだろう。  Lincoln で1時間半遊び、森の中を反対側までトレイルランで抜け、 Prairie を渡り小学校の校庭を通り帰ってきた。自転車のすごさに改めて唸っ てしまう。脚に疲れは感じるがまだ乗りたい。 ----------------------  と調子に乗っていると、萌が風邪をひいてしまった。今の季節、日が射せば まだまだ暑いし、雲が出ればひんやりとなり汗が冷え、難しい。急いで暖め、 早めの晩飯を食べさせる。
■.03/09/27(土) 12:28:01 □ 女子 WC カナダ-日本
 【女子 WC カナダ-日本】カナダには悪いがやってるサッカーの質が違いす ぎるなあとまず思う。日本は全員森島という感じの小兵揃いだが、3人ほど実 にいい選手がいてきれいにボールを散らしつなぎ角度を変え攻撃を組み立て、 カナダは打つ手がない。どっちを応援するか特に決めずに見始めたのだが、こ れは日本がこの後どこまで行けるかを楽しみにしたい。完璧な崩しからの澤の 美しいゴールが決まるともう決まりだなという感じ。浮きだまの処理ミスで1 点はきっと失うだろうが、ドローでもいいのだからイージーゲームだろう。  案の定縦パス一発から強引に1点を押し込まれ、CKからさらに逆転されて も特にあせりは感じなかったのだが、さらに3点目が入ってしまった ときには愕然とした。これは男子とは違うのだ。勝てないのだ。女子は男子以 上にフィジカルの差がでかいのだ。  どこをどうとっても日本のほうがいいサッカー――― 実際見ていてJリー グくらいの気持ちよさは十分にあるサッカー ―――をやっているのだが、カ ナダ攻撃陣が縦パスにくらいついて危険地帯にどーんと侵入してくると、どう しても止め切れずフィニッシュまで持っていかれてしまう。きっちりマークに 付いていながらボールに触られただけで失点した1点目も象徴的だったが、極 めつけはPKボックス内で日本DFがカナダWBに一振りで弾き飛ばされシュー トを打たれたシーンで、シュートは浮いたがまるでJリーガーがヴィエリに弾 かれたみたいなものすごい圧力の違いだった。カナダのそのWBは16歳なの である。高校1年生が日本最高のDFを子供扱いにしている。それくらいカナ ダと日本のフィジカルが違うのだ。  攻めてはボックス前まではらくらくボールを運べるのだが、シュートを打て ない・打たない日本。男子ももちろん同傾向だが、それに比べても圧倒的にシュー トを打てないチームなのだった。打ちたくてもフィジカルで劣るためにマーク を引き剥がせず、ミドルを打つには脚力が足りない。逆転されてからはカナダ は引いていたので、攻め込めば攻め込むほど相手の足に引っかかるという展開 で、いくらボールを持って回してもシュートチャンスを作れない。サイドを崩 してももちろんエアでは勝てない。  かくしてカナダはQファイナルへ進んだ。これほど組織力で上回りながらこん な点差で敗退とはと、見ていて日本が気の毒であったがどうしようもない。こ のフィジカルの差を技術と戦術で克服しシュートを打てるようにならなければ 世界では勝てないのだと、研鑽していくしかないだろう。さいわい女子サッカー は次がアテネオリンピックと目標が近いのだし。
■.03/09/28(日) 16:42:16 □ 牧場地帯を自転車で走る
 昨夜ついに俺も風邪が本格化したのだが、起きてみたらたいしたことはない ので、昨日に続く夏日の中プレイグラウンドと川に行った。昔から自転車をう らやましいと思っていたあの土手の道を萌と流すと、やはり非常に気持ちがい い。景色もそこそこだし日陰もないので歩く気はさらさらしないのだが、自転 車だと許せるというか。川でしばらく遊んでから、牧場地帯を走り帰る。自転 車で小規模とはいえ牧場地帯を走るというのもなかなかできない経験で、これ も良かった。帰るとけっこう脚に来ていた。  最近車に乗るときも、自転車ならどこを通ろうかと道を観察しているのだが、 カナダの道と歩道は自転車のことは考慮して作られていないとはっきり分かる。 路上を走るならスポーツ車で高速に走るしかなく、歩道は狭く凸凹があり、自 転車が走ることは考慮されていない(道交法上走っちゃいかんのかもしれない)。 気をつけて乗らなければ。
■.03/09/30(火) 10:15:12 □ アドバンスト・ダンスクラス
 萌のアドバンスト・ダンスクラスを見に来る。昨日の幼稚園同様、素晴らし いクラスへの集中ぶり。俺を見つけてもスマイルしたままレッスンを続けてい る。えらい長いクラスで後半には集中力をなくしたが、非常にラブリイであっ た。  そして自転車でブラブラと、知らない裏道を眺めながら帰る。散歩する中国 人のおばあさんたちが中国語でニコニコと声をかけてくる。自転車はいいなあ。 今後バイクに戻れることはもうないだろうが、自転車でもリーンしてコーナー を楽しむことはできる。日本に置いてあるアラヤにサスといいタイヤをつけた ら、バイクのようにコーナーを攻めることができるかしらなどと考える。
■.03/10/02(木) 10:43:30 □ カナダ-中国戦
 カナダ-中国。カナダはあれだけいいサッカーをした日本を破れたのだから 格上の中国だって破れないことはないと思っていると、抜群の出足でボールを 奪い速攻を繰り返しかけている。中国は男子同様フィジカルで日本に勝ち、組 織で劣る。会場には中国の観客のほうが多く盛大にブーイングしているが、カ ナダに勝ち目は十分にある―――と思うも間もなく早くもCKのセカンドボー ルを放り込み、GKの伸ばした腕の上から主将DFクーパーがきれいにヘッド で先制。  カナダは日本戦のときよりもさらにフィジカルなゲームに持ち込んでおり、 先行されたこともあって中国がそれに付き合いペースを無為に上げ精度を欠い ている。カナダはこのままゲームを落ち着かせずオタオタと時間を進めたいと ころだが、そこまでコントロールできるかどうか。  20 分、だんだん中国が落ち着いてき、完全にボールを支配し始めた。ゴー ル前まで来るとかなりスキルの高い選手がいる。彼女らにいい姿勢でボールが 渡ってしまうとかなり危ない。長い縦パスをずばっと通してシュートチャンス を作るというコンセプトがはっきりしたチームで(しかもその縦パスが手で投 げたようにうまい!)、そこがシュートをまるで打てなかった日本と違う。  30 分、カナダは長い脚を生かしたインターセプトからカウンターを地道に 繰り返すのみ。ボールを奪ってもFWの2人と右ウィングに入った16歳しか 前にはいないので、すぐに奪われてしまう。MFにためを作れる選手がまった くいないのがつらい。しかしカナダのDFは堅い。キャプテンのフーパーを軸 に決定的なシュートを打たせずよく頑張っている。日本戦よりもDFはいい。 このフーパーなんて実にいい選手で、女子MLSがなくなったらプロサッカー を続けられないのだろうと思うと気の毒だ。  後半 15 分、カナダFWの脚が完全に止まってしまった。プレスがメインの 仕事なので、無理もないといえる。2枚とも替えるギャンブルを打ってもらい たい。防戦一方だが、中国のタッチの雑さもありとりあえず守備はまだ崩れて いない。フーパーとGKは本当に素晴らしい。カナダで一番うまい選手がDF とGKだというのがありがたい。  疲れたカナダにファウルが増えてきたが、中国のプレイ精度も落ちてきている。 あと 10 分。FWを替えたがほとんど効果なし。もう後は守りきるしかない。 ―――やっ・た。セミファイナリスト。この時点で男子のゴールドカップ決勝 進出くらいの価値があるのでは。
■.03/10/03(金) 13:32:49 □「泣いてるの。I want to cry」
 夏前からラクーン(あらいぐま)親子4匹の出没が目に余り、うちの庭をつ いにトイレとして使い始めたのでなんとかせねばと調査し、昨日猫ラクーンそ の他用退治パウダー(ペパーが強烈に臭い立つやつ)が見つかりバババと撒い たのだが、夜になったら奴らはちゃんと来ていた。がくー。今さらに足して使 い切ったのだが、その上を猫が平気で歩いていくのを見てしまった(笑)。ま るで効かないではないか、がくー。コヨーテのオシッコの臭いがするというや つを見つけないと駄目なのだろうか。  今日も萌はどこか反抗的で、昼前にプリンを二人で作ったときにはニコニコ だったのだが、その後クッキーをねだるので「駄目だよ too much sugar だよ」 と断ると簡単に泣いてしまった。これが萌の反抗期か。 ----------------------  さらに夜歯磨きで泣いて一日がおしまい。泣いてはいるのだが問題はさほど 深刻ではなくて、萌は「泣いてるの。I want to cry。悲しいの。ほら、tears」 と悲しさを味わっている感じ。さらには「今日はいっぱい泣いたねえ」という と、「うん、I cried 5 times!」と自らカウントしている(笑)。やれやれ。
■.03/10/05(日) 12:41:09 □ カナダの旅がセミファイナルでついに終わる
 女子ワールドカップ、カナダの旅がセミファイナルでついに終わる。スェー デン相手に前半はほとんど五分に戦い、カナダの唯一の武器であるフィジカル レベルが落ちた後半も耐えに耐えてついに驚異のラングの弾丸FKでゴールま で奪ったのだが、残り15分は長すぎた。2ゴールを立て続けに奪われ敗退。 しかしあの16歳ラング選手はすごい。男子なら即欧州ビッグクラブに買わ れていくような、ものすごい素材である。ミアハムの跡を継ぐ女子のスーパー スターは彼女に間違いない。彼女が成人する4年後のカナダには、日本はとて もかなわないだろう。

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