夢のドラム (さよならミゾ)

Subject: 夢のドラム (さよならミゾ)
From:     Tomo Sakata

// テラsan wrote (on 12/21) //
> 来週、タイドプールの溝口の追悼会(宴会)を東京でやります。
> お葬式は彼の実家の名古屋であり、僕は行けな
> かったけど、タイドプールのメンバーは全員行き
> ました。来週の追悼会にもHCとARも来ます。
> 彼等と会うのは何年ぶりだ?

  じゃあHCもARも見つかったのね。連絡が取れんとかいってたけ
 ど。しかしお葬式にメンバーが全員揃うなんて、なんか歴史的バンドの
 話みたいだ。そんなことが自分の友だちに起こったなんて、まったく信
 じられないよ。キースだっていまだに元気に生きているというのに。

  おとといこっちの新聞にキースのインタビューが載っていた。「今で
 もティーンエイジャーがステージへパンティを投げてよこすんだからさ、
 トシだからこれをやめる理由なんて全然ないね」だって。「これぞロッ
 カーの鏡、ミックとは大違い」みたいに記事は絶賛してたけど、国から
 ナイトの称号をもらうなんていう恥辱にまみれ相棒にコキおろされても
 バンドをドライブし続けるミックのえらさの方を俺はむしろ誉めたいと
 思いながら、「Love You Live」を聴きました。この「Sympathy For 
 The Devil」のミックとキースには鳥肌が立つ。キースは「ロッカーの
 鏡」でも、もうそれはスルメのロックみたいなもんで、こんな音はもう
 出せないもんなあ。チャーリーのリズムやパーカッションや会場の喧騒
 も合わせて、あれはあの時点での一夜の夢だったのだろう。ミゾが死ん
 でしまって、あのパッタパッタというドラムが聴けなくなってしまった
 けれど、タイドプールが残した音源にもそうした一夜の夢が詰まってい
 る。

  そういやテラバンドでミゾに叩いてもらったこともあったよな。こりゃ
 いいぞと俺とテラとIKは盛り上がったけど、ミゾはなんだか下手さに
 あきれたのか一度限りで終わってしまったね。さよならミゾ。警備バイ
 トの日曜当番にいつも遅れて昼ごろにきて、それでもまだ俺は事務所で
 寝ていてよくバンドの話をしたよ。タイドプールのベースを俺がやると
 いう話になったときに、リズムキープに自信がないというと「前のTK
 ちゃんもよくリズムをはずしてたから大丈夫だよ」といってくれたミゾ。
 さよならミゾ。バイバイ。



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