【Journal】TVスポーツ観戦と萌寝かしつけの初冬


■ 01/11/06(火) 12:28:01 □ 萌の発達メモ
 どわ、サニーデイ。いったい何週間ぶりだ。暖かい。  とりあえず萌が寝ている間に、机の回りを徹底掃除する。元々ひどいありさ まだったのが、萌の侵入を阻止できなくなってからはもう話にならない状態に なっていた。しかし収納家具を増やさない限り抜本的解決はできんなあと思う。 庭の落ち葉掃除もやる。 ----------------------  萌は終日、機嫌はいいくせにヒステリックという状態だった。思い通りにな らないと「きゃー!」ととてつもないスクリームを発するのである。Mがクラ スから帰ってくると萌はいつにも増して大喜びし、お母さんを喜ばせていた。 まったくあんなに喜ばれたら、学校から帰ってくるのが本当にうれしいだろう。  毎日萌をマンツーマンでマークしているので、俺はいろんな発達状態に気付 いている。それをまとめてMに報告した。 1) 言葉だけで自分の好きな絵本の話だと識別して声を合わせる(「Pop!」) 2) 言葉とメロディで自分の好きな歌を識別してダンスと振り付けをする (「Spider」「Clap Your Hand」「ちびっこマン体操」「ハオハオ」) 3) 組み立て家具のボルトと穴を正確に見極めてボルトを差し込む 4) 1人で絵本を読むときに、ストーリーに沿ってお母さんの身振り口振りを 真似る 5) ものを手渡すときに「ハイ」というようになった 6) マウスを使ってその法則性を見つけ出そうと PC 画面を見詰める 7) 洗顔後タオルで顔を拭く 8) 歯磨き中、歯ブラシを注意深くバランスをとって洗面台に立てる  1と2はすでに言葉のパターンを英日ともに認識していると思われ、聞く方 は非常に高く発達しているんだなあと思う。3・4は明らかに俺たちの真似を しているわけで、喋り始めるのも遠い将来ではないなあと思うのであった。
■ 01/11/08(木) 12:52:51 □ 日本アンティーク家具屋
 暖かな日は去り一気にまた冷え込んでしまった。昨夜ヒーターを完全にオフ にしたのがたたって、起きたときには体が冷えて鼻水が出ていた。 ----------------------  Port Moody に日本アンティーク家具屋があるというので見に行く。狭いス ペースにぎっしりとタンスなどが詰まっていて、「年寄りの匂い」がしてなつ かしさに包まれた。日本じゃ年寄りがいるうちならどこにだって転がっている 単なる古道具なのだが、こうして見慣れない目で見るとどれもこれも美しい。 ほしくなってしまう。 ----------------------  夜落ち葉をゴミの日に出していると、斜め向かいの家でもMNおばさん(つー ても同年代か?)が同じことをやっている。前からあの家にはなにかクラシッ クカーがあるぞと気が付いていたので、その車はなんなの? と聞いてみると、 まあまあそこじゃなんだから中に入りなさいとガレージに案内され、レストア を待っているというヨーロッパのなんとかいう 50 年代の車を見せてくれた。 美しい形だが、これを走らせるのは無理でしょうというと、買い手さえあれば プロはなんだってやっちゃうのよといろいろ話してくれた。MNさんとその彼 氏はえらいカーマニアで、副業でレストアとかもやってるらしい。  そしてMNさんはいうのである。「あんたんとこスバル買ったでしょ。あた しの彼氏と噂してるのよ、あれはイイな車だって」。おお分かっている人が近 所にいたのかと驚いてしまった。「感激です、うちの妻などまるでスバルであ ることをアプリシエイト(理解)しない始末で...」。なんか、コーナリング での過重移動についてトカ語り合いたくなってしまった ^_^;。
■ 01/11/14(水) 14:28:31 □ BR入居
 1階にM母BRの荷物が入る。引っ越し屋が最低なサボリ野郎で、時間給で 払うのにちっとも仕事が進まない。たまらず俺も飛び出して手伝ったのだが、 あまり大きな違いにはならなかった。くそ。最初は息が超しんどかったが、途 中から適度なエアロビクスになる。これくらい毎日体を使っていたら、タバコ を吸っても大丈夫なんだろうなあ(←やはりやめたくない私)。 ----------------------  萌を昼寝させるために車に乗せ買い物にいく。買い物を終え帰りになっても まだ寝ないので、遠回りをして牧場地帯に行ってみた。車をある程度揺らした ほうが萌は早く寝るのだ。  狙い通りにマイルドなバンプがたくさんある道をゆっくりと走る。ちょっと したカーブもあり、イングランド郊外を走っているという感じがちょいとあり。 そのコーナーで自然にクイっとステアリングを切ると車がすぱっと曲がり、最 高に気持ち良し。こういうステアリング一発切りで抜けるワインディング風の カーブでは、荷重が左右に自然に乗りきれいに曲がってくれる。チューニング がぴったり合っている。うーん良い。この車を買って以来こんな楽しい道は一 度も走ってない。こういうのが延々と続く道を走りたい、ほんとに(泣)。 ----------------------  荷物が入った後から晩飯までBRは気合を入れて働き、組み立てものと高所 にあるものは俺も手伝ってベッドルームが完成した。おお、快適そう。今夜さっ そくこのベッドルームで眠るのだと彼女は興奮している。目を覚ました萌を 連れていってみると、萌も「おお!」と驚きまくっていた。今まで空だった部 屋が一変したのがエキサイティングらしい。人懐こい萌は、同居家族が増えて さぞうれしかろう。
■ 01/11/15(木) 11:14:30 □ ついに念願のアーシング
 ウグ......筋肉痛が。ウグググ......。初めて階下でBRが寝たわけだが、 心配していた冷気とボイラーの轟音はどっちもまるで気にならなかったそうだ。 うーん、皮膚感覚と聴覚が違ってよかった。 ----------------------  雨が久々に止んだ。よおしと飛び出し、レガシィのボンネットを開けて前か らやりたかったアーシング(バッテリーのマイナスに車の各部をつないで電流 とスパークをよくする)を試みる。テスターを使って慎重にプラスマイナスを 調べつつ1時間ほど悩んだが、結局右シリンダーヘッド上方の1個所しか安全 なボルトは見つからなかった。その他のはずしやすいボルトはすべてロックタ イトできっちり締まっており、素人にははずせなくなっている。また、ゆるん だらオイルがにじむようなボルトには絶対手を付けられないし。  とにかく1個所だけでも試してみようと取り付けて走り出すと、Rに入れた 瞬間のバックがグイと元気になっていた。お。エンジンが温まるまでゆっくり 走るが、そのときのパワーフィーリングがすでによくなっている。昨日の牧場 地帯に入ると、1000-2000rpm、特に 2000rpm 付近が力強くなっている。期待 通り。しめしめ。これで車の ECU(エンジンコントロール CPU) が学習をし たら、もっとよくなるのだろうか。 ----------------------  買い物から帰る。アーシングの効果を確かめられた。発進から 1st〜2nd の フィーリングが大幅によくなり、たとえばモールのパーキング内を移動するの が楽しい。トルクが上がったという感じではないのだが、低回転時の燃焼がよ くなってると感じる。アクセルをほんのちょっと踏んだ瞬間にタイムラグなし に車がすっと滑らかに動くのが気持ちいいのだ。動き出しにラグがないという のは実に快適で、一発で思った速度にできるため、その分の運転が楽になって いる。こういうところのフィーリング向上は快適さと安全性に直結する。今後 もっとよいアースポイントがないかを研究してみよう。  晩飯はモール横の Japanese Restaurant『水車小屋』。見栄えの悪い看板か らして日本系ではないような気がしていたのだが(日本レストランは外装内装 に金がかかっている)、入ってメニューを見たらやっぱり完全に中華日本食で あった。がくー。中華日本食は絶対的にまずいので、とりあえず安いどんぶり ものにして被害を最小に抑える。安いからかけっこう繁盛していて、だが客に は当然日本人は1人もいなかった。これが日本食だと思われると情けないが、 本当の日本食屋は高すぎて、こんなに庶民が気軽に食えるわけじゃないんだよ なとも思った。となりに座ってるティーンのグループなんか、とても日本レス トランなんかには入れないだろうし、味の違いも分からないだろう。  俺とMのどんぶりは予想通りで、半分くらい食べてやめてしまったが、BR が注文した Yakisoba は中国風オイスターソースでうまかった(油が多すぎた が)。堂々自国料理で勝負すればよかろうに。
■ 01/11/18(日) 13:57:31 □ 寒空の散歩
 萌を寝かせるために曇った寒空の下散歩。こういう染みいる寒さというのは、 どこか懐かしいものがある。いつものサッカー場を眺めた後、いつもとは反対 の Lincoln 地区に行ってみた。住宅の垣根のすき間を通って、反対側の Lincoln 側に抜けられた。Lincoln はなんか、高級住宅地だなあと思った。たっ た垣根一つの距離なのだが、車は大きく迂回しないと入れないため雰囲気が違 うんだろう。でもうちのG通りも、うるさい Prairie から 100m しか離れて いないのに本当に静かだなと思う。  昨日去年の今ごろはどれくらい寒かったのだろうと日記を読み返していて、 去年の今ごろはすでに家を探していたのだと思い出した。一時は Lincoln の あの暗い家にしようかと言っていたのである。あの家にしなくてよかった。 ----------------------  夕方スーパーから帰るときに、最近研究している新しいコーナリングメソッ ドにトライする。こないだまでカーブでは3速に落として後輪のトルクを上げ てみたり、左足ブレーキを軽くかけ外輪荷重を加えてみたりして強いトラクショ ンを発生させ楽しんでいたのだが(速度的には一般車と同じ)、そういう細工 なしに、 > きっかけだけはフロントタイヤで作って、あとは上手に4つのタイヤに > コーナリングフォースを発生させてクルマを旋回させる  という具合に正統でいきたいなと考えているのだ。だいたいポイントが掴め てきた。普通にコーナーに入っていき、自然なG増加で外輪に弱い荷重が乗り かけているときにタイミングを合わせて、ほんのわずか数ミリステアリングを (を通じてタイヤを)地面に当ててように切り増してやれば、外輪にきれいに 荷重が乗り美しいラインで曲がっていく。ステアリングをこじらず「当てる」 のがポイントなのだ。  バイクでは、できるだけセルフステアの動きを邪魔しないようタンクへのニー グリップで体をホールドするが、車も同じだったのだ。少しだけステアリング を切ってやったら、あとはGによる荷重移動で車が自然に曲がっていくのであ る。それを邪魔しないよう(加勢してやるよう)にコントロールしてやればい いわけだ。
■ 01/11/19(月) 14:15:50 □ SpeedTV で念願の WRC
 何日かぶりに雨が戻る。萌が眠そうなくせに昼寝をしないので、2時間かけ て寝かせた。これは俺の人生の時間削減で泣きたくなってくるのだが、ほかに どうしようもないのである。とほほ。 ----------------------  こないだ萌を寝かしながら TV を見ていて、モータースポーツチャンネルを 発見した。これがうちでも映ることを2年間知らなかったのがつくづく痛恨。 知っていたらGPだって見れたのである! あまりにもチャンネルが多すぎて 気付かなかった。TVガイドも日本とはぜんぜん違うせいで分からなかったの だ(※)。くくく。 (※)日本のはチャンネルごとに分けられているが、カナダのは時間 軸で一覧になっている。つまり「午後8時になにか面白いものを やってないか」という発想で眺めるようにできている。  で今日も萌を寝かせながら、その SpeedTV で念願のワールドラリー選手権 (WRC) 番組を見た。信じがたい世界が展開されていた。ワダチが2本しかない MTB で走るような狭い林道を、ラリーカーが 100km 以上で駆け抜けていくの である。当然車はドライバーの修正がなければ一瞬もまっすぐ走らない。クラッ シュシーンもあったのだが、突き上げられた瞬間にはもう車が林に突っ込んで いて、車載カメラではなにが起こったのかまったく分からなかった。ドライバー の修正が遅れると、ミリセカンドでこうしたリカバリー不能なクラッシュになっ てしまうのだろう。これを切り抜けて最速を決めるというのだから、信じられ ないほどシビアな世界だと思う。  見ていてもドライバーについては「皆超人である」という以外の感想は湧か ないのだが、車はプジョーが抜けているのが俺でも分かった。「車があまりに いいのでグロンホルムはハードにプッシュする必要がなかった」とアナが言っ ていたが、1台だけ低く地面に張りつき(つまり突き上げられていない)、バ ターを食パンに塗り込むような滑らかさでドリフトしてコーナーを回っている。 いったいどうなってるんだこの車は、という感じ。これに比べたらほかの車は、 ミツビシ・スバルでもまったく普通の車に見えてしまう。なにがあんなに違う んだろう。サスやシャシーがいいとかそういうレベルじゃないように思える。  実際プジョー以外は、車の出来よりもドライバーとナビの腕がものをいうん じゃないかと思った。それくらいぶち切れた世界というか(笑)。もちろんい い車の方がポイント・ポイントでは楽だろうが、あそこまでのスピードでコン トロールを続けられる人間の能力の方がウェイトが大きいように思える。 ----------------------  またWSBの3月のバレンシアGPなんつーのもやっていた。アプリリアが ぶっちぎりで、2位争いでなにか2気筒のバイクとカワサキがすごいバトルを やっていて、ぜんぜん知らないライダーたちでもそれを見てたら熱いものが甦っ てきそうだった。 1 T・コーサー アプリリア RSV │ あとで Web で調べてみると、← こうなっ 2 T・ベイリス ドゥカティ 996 │ていた。うーん、知らぬ。誰も知らぬ。マ 3 G・ラビッラ カワサキ ZX-7RR │シンも分からぬ。もう 10 年前からドカが ───────────────┘速いまま続いているようだ。実際2位争いを 見ていれば、4気筒なんかで付いていくのは大変だなあという感じで、最後には ちぎられてしまっていた。  しかしともあれ、超時期はずれとはいえこんなものが見れるなんて、ありが たいチャンネルがあったものだ。ただ一つ問題なのは、WRC も MC レースも登 場するほとんどの人々がイングランド、アイルランド、北欧、オーストラリア、 ニュージーランドなまりバリバリで、皆なにを言ってるのか全然分からないの だ ^_^;。おまけにこのチャンネルではゼッケンと名前テロップが一切表示さ れないので、アナウンサーの言ってることが聞き取れないと流れがまるで掴め ない。これにはまいるなー。まあサッカー番組でも似た状況なんだけど。  それにこのチャンネルはバイクと WRC を除けば、はっきりいってゴミなコ ンテンツしかないようだ。ドラッグレースなど自分でやったり現場でお祭り的 に盛り上がるならともかく、TVで見て楽しむというセンスが分からない。石 と鉄球をピサの斜塔から落として、どちらが先に地面に到達するかを観戦する かのごとし。
■ 01/11/22(木) 12:32:32 □ 萌の睡眠スケジュール
 最近めたくそである(昼寝を拒否し、かつ夜寝つきがウルトラ悪い)萌の睡 眠スケジュールをめぐり、Mとえらく喧嘩をしてしまった。俺がいいたいのは 「多少スケジュールが狂ってもいずれは戻るだろうからあんま神経質になるな」 ということなのだが、Mは「放っておけば萌の睡眠スケジュールは元に戻らな い」とのことで、正解がないのだから議論がかみ合わず。  しかし今日の萌は素晴らしく機嫌がよく、美しい。ビューティフルチャイル ド。どうして自分たちからこんなにきれいな子が生まれたのか不思議だとMが よく言うが、まったくだ。 ----------------------  結局今夜も萌は 11 時半過ぎまで寝なかった。やっぱりしんぼう強く寝かし つける以外に解決策はないように思われる。萌を寝かそうと努力する間、TV ではミックのドキュメンタリーをやっていた。すごく面白かった。新しいアル バムの製作を追いながら、ミックの私生活をカメラが追いかけていた。  よくこんなこと(私生活撮影)をやらせたなと最初は思ったけれど、そこに 映し出されたミックの生活振りはあまりにも充実していて、カメラがどこを切 り取っても微笑ましく、まったく私らの家庭用ビデオカメラの映像と変わりな いのだった。いったいミックは何度結婚して何人子供がいるのでしょうか(笑)。 5〜30歳くらいのミックの子供や孫が10人くらい出ていた。そのどの子と もミックは楽しそうにやっていて、まったく私らと変わりないお父さんだった。 もちろんウルトラ金持ちだから、変わりないといっても社交範囲や遊び方はケ タはずれなんだけど。子供を連れて友だちの家に遊びに行く、というのがエル トンジョンのお城だったりするわけで。  いちばんいいなあと思ったのは、ニューアルバムに10歳と15歳くらいの 娘が二人(どちらもものすごい美人)コーラスで参加していたことで、しかも それが自宅のスタジオっぽかったことだった。お父さんの仕事を手伝って、娘 らは誇りに顔を輝かせていた。  ミックのトレーニング風景も撮影されていて、いったいどこのスポーツ選手 かということを彼はやっていた。有酸素運動やダンベル上げとか。その鍛練を ベースにエネルギッシュに世界のスタジオを飛びまわるミックの姿を見ていて、 ポールマッカートニーなどとミックとの違いは、この執着力と行動力を支える 体力だよなあと思った。やっぱり私も体を鍛えねばいかんと、またラジオ体操 をやる。 ----------------------  あ! WRC最終戦速報、ステージ3までトップだったCマクレーが転倒リ タイア! あっちゃー。ああ! トミマキネンもそれより前にクラッシュして リタイヤしている! つまりスバルのバーンズはリタイヤさえしなければチャ ンピオンだ。スバル王者誕生はうれしいが、この最終戦を楽しみにしていたの にあまりにもあっけなくて残念。あーあ。  しかしこうもあっけない結末となってしまうスポーツというのは、観戦競技 としてちょっと無理があるんじゃないかなとも思うなー。トヨタ・フォードで もトップレベルの車が作れるという、マシン面でのワンダーがない(プジョー を除く)味気無さと、どんな優れたドライバーでもいつかはトラブルに見舞わ れるというあっけなさの二つが、この競技の人気の無さに至っているんではな いだろうかと思う。まあ来シーズンはフルに見てみたいけども。スバルがプジョー を破ってくれるなら、それは当然応援したい。
■ 01/11/24(土) 23:19:25 □ カズのビューティフルゴール
 夕方STとカレンが来る。STは車にけっこう興味があるようなので、スバ ルに乗せてやりたいなあと思った。STが来るといつでも盛り上がる。  萌は 10 時に好きな TV 番組が終わると、俺の膝の上で静かになり、抱き上 げて揺すってやると 10 分と経たずに寝てくれた。新記録的寝付きのよさであっ た。最悪の寝つきの悪さは抜けたようだ、よかったよかった。 ----------------------  Pさんが送ってくれたJリーグ最終節で、三浦カズが素晴らしいゴールを決 めていた。DFを背負ったまま浮き球を爪先のタッチ一発で処理するとともに DFを抜き去りシュート! あれは今年のJベスト5ゴールに入るだろう。抜 かれたのは現代表のハトなので、カズは現時点で代表クラスの切れを戻してい ると思われる。開幕時に井原を一発で抜いて決めたシュートもすごかったし、 多分カズ自身97年以降最良のキレがあるシーズンだったのだろう。このまま の切れをあと半年キープして、代表に戻ってくれたらいいなー。  今の代表のFWでいうと、相手と押し合いながらポジションを取れる強さと うまさで西澤、鈴木、高原と通じるものがあると思うが、足技とシュートのう まさではどのFWよりも一枚上のものがあるだろう。西澤、高原、柳沢という すでに世界への道が開けている選手は、たとえWCに出られなくても力さえあ ればのし上がっていける。最後のチャンスをカズが掴んでほしい。
■ 01/11/25(日) 14:01:22 □ ジャパンカップ映像
 今日は昼を過ぎても屋外の気温が3度。真冬の寒さである。萌を寝かせよう と散歩に出たのだが、あまりの寒さにのんびりと歩いてはいられなかった。寒 さのせいでもないだろうが萌も寝てくれず、あきらめて帰ってきた。1階のB Rのスイートは寒い。これは間仕切りのないカナダの家ではどうしようもない かなあ。電気ストーブを使えばいいとMはいうのだが、あんな小さな電気ストー ブでは一日つけっぱなしでも効果は低そうだし、小さな電気ストーブでも消費 電力はばかにならないしなあ。 ----------------------  夕方、Pさんにお願いしたジャパンカップ映像が届く。オペラオーが抜け出 し、ああやっぱり力は落ちてもこの馬を負かすほどの馬はいなかったのか... と思ったそのすぐ後に、後ろから追ってくる馬に気が付いた。ジャングルポケッ ト! 届かないかな、いや届くのか! と数秒間気持ちがかーっと熱くなった。 久々に競馬でしびれさせていただけた。
■ 01/11/27(火) 14:19:44 □ かつてのGPライダーたち
 Mが SFU 最後のクラスに登っていくのを見送り、萌と遊んでやりながら SpeedTV でワールドスーパーバイクを見ていた。今のスーパーバイクはかなり 速いなと思った。4気筒は 10 年前とあまり変わらないが(開発規模が小さい はずのカワサキがいまだ4気筒ではトップレベルにあるわけで、したがってホ ンダヤマハスズキも画期的には速くなっていない)、ドカティのコーナリング はかなりGPマシンに近づいてきているように見える。切り返しはまだ遅いが、 立ち上がりでのドリフトぶりから見てパワーも一昔前より上がっている。―― ―あそういえば京さんが、ドカがWGPに出てくると前に言ってたな。この画 面で見る限り、やっぱり瞬発力と剛性でGPマシンに叶わないんじゃないかと 思うけど。  知ってるライダーは1人もいなかったが、上位はさすがにうまかった。コー ナーに入るほんの一瞬前前のバイクのインに車体を差し込んでバンクできなく し、そのまま並走してコーナーを抜け立ち上がりで抜く、などというえげつな くも美しい抜き方を見て拍手してしまった。150km でコーナーを抜ける2台の バイク間に足一本分しか隙間がないのである。コンチネンタルサーカスである。 あんなことができるトップレベルのバイクレーサーたちの走りというのはやは り、ほかにたとえるものがないほど美しい。F1 でも WRC でも、あんなシーン は見れないのだ。 ----------------------  ドカはアメリカでも人気だそうで、ドカティ愛好者が集結したイベントの様 子が流されていた。全身カーボンとチタンに覆われたマシンを作っているオー ナーがいて、「まあここまでやっても実質的なメリットなんか分からないんだ けどね」と笑っていた。が問題はそうしたオーナーたちのサーキット走行で、 遅いのである! 俺だったらもっと攻められる。あんないいマシンに乗りなが らもったいない。  米国のドカティオーナーの中には女性がたくさんいて、彼女らは本当にうま くなりたいとスクールで講習を受けていた。その講師が驚くなかれ、フレディ・ スペンサーなのである。どひゃー \(~o~)/。今時の若いライダーは、この人 が 15 年前にどれほど速かったかなんて知らないんだろうなあ。スペンサーは バイク界のマラドーナだったのだよ。「なぜ自分が速いのか、彼は分かってい ない」とライバルたちから評されていた感覚派のスペンサーが、まじめな顔を して黒板にコーナリング理論を書いていた。今はちゃんと説明できているんだ ろうか。  そしてなんと YAMAHA のリッターバイクのCMはローソンがやっていた。フ ルカウルマシンでバンクを 250km(!)くらいで飛ばしたあと、カウルなし市 販車で峠を走るのである。その峠走りがうまくてもう、かつてのファンとして はよだれが出そうな映像であった。ぜんぜん飛ばしてないのんびりリーンウィ ズ走行なのだが、フロントタイヤの入れ方がもう本当に完璧で、うまい人が乗 るとどんなバイクの走りでも美しい。ほれぼれする。このようにかつてのGP ライダーたちは、地道に暮らしているらしい。  あ、シュワンツのサイトがあった。彼はいまだにスズキとモータースポーツ をやっているようだ。ラリーに出たり、チームを持ったりスクールをやったり して。シュワンツは性格が朗らかそうなので、なにをやってもうまくいくのだ ろうな。 ---------------------- 2ストロークマシン「NSR500」加藤 1分42秒4 4ストロークマシン「RC211V」ロッシ 1分43秒1  ホンダのテストレポートが見つかった。来年から走るというバリバリの新品 4ストが、天下のNSRから 0.6 秒しか遅れていない。うーん、これはすご いシーズンになりそうだ。SpeedTV で週遅れだが見られるしあわせ。
■ 01/12/02(日) 11:46:55 □ P家ハイウェイラン
 Jリーグを見せてもらいに萌を連れてP家へ。ひと月ぶりの Trans Canada の高速走行はもう、最高であった。前回まで高速での過敏さに悩んだのはなん だったんだろうというほど、ぴしーっと路面に張り付いてまっすぐ突き進んで いった。ハンドルに手の平を軽く添えるだけにして走ってみると、路面の変化 に反応してラインが揺れる感じがまったく出ない。やっぱり今まではハンドル に無用な力がこもっていたんだろうな。そのリキミが毎日の買い出しラン特訓 (笑)でなくなったのだろう。ドラテク Web に従って、腕が伸び切らないシー トポジションにしたのも効いてるのかもしれない。文句ないです。後席で1人 の萌が機嫌を悪くするとエライことなので、子供の歌を大声で歌いながらハイ ウェイを突き進む。 ----------------------  30 分と少しで、萌が怒り出す前に無事到着。のりまきをいただきながらJ リーグCSを見る。しあわせ。中山がうまい! トラップ、パス、ドリブル突 破と思うが侭に華麗なプレーで鹿島のブラジル人DFを振り回している。どこ からこのテクニックは湧いて出たのだというくらいうまい。後半に入れたあの ミサイルシュートもものすごかったし、この人は今日本でいちばんうまいFW なんじゃないだろうか。Jリーグニュースを見るたびにうまくなっているとは 思っていたが、ここまで全部がうまいとは驚いた。  試合は磐田の3トップ気味に、鹿島がまったく対応できないまま進んでいた。 中山が前線でボールを引き出し、それをトップ下の奥と藤田に散らしてフィニッ シュに持っていく。シュートが跳ね返されると必ず西と福西と服部がそれを拾 うという展開で、バランスがいいというのかなんであんなにいいところに多く の人数がいるのだろう。不思議。  対する鹿島はまったくの無策で、鈴木も柳沢もほとんどなにもできない。鹿 島の中盤が完全に後手後手を踏んでいた。鹿島がベストな状態ならプレーが軽 い奥、西と順につぶしてペースを握っていくだろうと思う。奥がああして自在 になんでもできてしまうあたり、今日は鹿島の中盤が完敗であった。秋田のヘッ ド、そしてお気に入りの平瀬のゴールまで見られて試合は豪華版であったが、 磐田のGKのミスがなければ磐田の完勝であった。 ----------------------  帰りは往路よりさらに快適にクルーズを楽しみ、萌が寝てしまったのでちょっ と寄り道してカーブが少しある Mary Hill バイパスから帰った。高速コーナー では自然に湧くトラクションが際立って、常に思った以上にきゅーっと美しく 曲がってくれる。うーん、良い。  Pさんの友人はスバルより VW パサートの方がいいんじゃないか、俺がシビッ クなんぞから乗り換えたからそんなにレガシィがよく感じるんじゃないかと述 べておられるんだそうだ。確かに乗り換えについてはその通りなのだが (~o~)、 パサートの下の VW Jetta (Golf のセダン版?) を乗り込んだ経験から考えて、 ドライバーの楽しみを追求しているスバルと質実剛健 VW では、求めるものが 違うように思う。パサートは当然インテリアの質感とか乗り心地で圧勝すると 思うけど、気持ちよくコーナリングがしたいというなら答えは決まっている。 ―――てなことを考えながら、快適に帰るのであった。

目次へ(index)