【WC予選】Canada 対 El SalVador
From: Tomo Sakata
Newsgroups: fj.rec.sports.soccer
Subject: Canada's World Cup Qualifier - VS. El SalVador
Date: Mon, 07 Apr 1997 12:25:31 -0700


  ■□ カナダのサカタです

  カナダWC最終予選第3戦・対エルサルバドルに行ってきました。すば
 らしい好天のもと、電車を降りてスタジアムに向かって歩く道は、国旗を
 掲げて「おーカナダ、フランスへ行こう〜」と歌い続ける小僧たちでいっ
 ぱい。おお、どこも同じなのだ。そしてスタジアムにつくと予想したより
 もはるかにたくさん客が入っています。1万人くらい入ってそう。タイコ
 と「カーナーダッ」の掛け声の中、ウォームアップをする選手たち。カナ
 ダの唯一の真のゴールハンター・ペスキソリドの本物がいます :-)。


  今日はラッキーなことに、高校時代サッカー部キャプテンだったという
 S氏の同行を得ました。─── 今日の試合のことは日本の Internet のと
 ころに書こうと思うので、君のコメントが必要なのだよS。「そんなこと
 いっても、選手の名前も覚えてないぜ」。まあいいや。今日は勝てるよね。
 「一次予選でも勝ってる相手だしな」。それにオリンピック代表も守備が
 弱かったしね。これで負けたらあと7戦も残して絶望的でたまらんしね。
 お、国歌斉唱が始まります。

  僕らの座った席にはエルサルバドルの旗がかなりかかっていたのですが、
 サルバドル移民がそんなにたくさんバンクーバーにいるとも思えないので
 おそらくは、中米移民が近所のよしみで応援してるのだろうと思いました。
 ところが国歌が始まってみると、ちゃんと皆さんエルサルバドル国歌を歌
 いなさる。がーん。いるのだエルサルバドル移民。彼らの誇らしげな歌声
 にじーんと感動。やっぱりインターナショナルマッチは泣けます。

  そしてこういう場面では長すぎるカナダ国歌は、途中でもう主旨は分かっ
 たからいいよという風な拍手が巻き起こり、うやむやなうちに終わってし
 まいました。誰だこんな長い国歌を作ったのは。


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  試合はホームで元気なカナダの圧倒的な走りまくり&ハードなプレスで
 始まります。開始2分でいきなりエース・ペスキソリドのヘッドがポスト
 を直撃、惜しい! うーん、これは点差をつけて勝ってくれるかな。対メ
 キシコ・USA と続けて大差で負けているので、ゴールを稼がないとまずい
 のです。

  いつもはトップにいるペスキソリドが、今日はトップ下にいます。ポル
 トガルリーグで活躍しているという、ハードな競り合いに強い Bunbury が
 1トップ気味。USA 戦での手も足も出ない情けない敗戦からの立て直しを
 図るため、カナダは大幅にメンバーを替えたとのこと。一番うまいペスキ
 ソリドからのチャンスメイクに期待するという作戦でしょうか。


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  立ち上がりのカナダ猛チャージをしのいだエルサルバドルが、反撃に出
 ます。短く正確なパスをきちんとつないでいる。名波がボールを持つと相
 馬が走り込む的な決め事をきちんと実行しています。戦術的にはこちらの
 ほうが美しいなあ。身の丈 165cm くらいの非常に小さな選手が多いんです
 が、カナダのハードなぶつかりにも耐えてきっちり攻撃を組み立てていま
 す。カナダDFの肉弾守備にフィニッシュにまではいかないものの。

  レフェリーはかなり厳しくファウルを取っています。カナダの巨大選手
 に小柄サルバドリアンが吹っ飛ばされるたびにファウルのコール。


  15 分、ペスキソリドの突破! 激しく競り合うDF、持ち込め持ち込め
 打て打て倒されたー! ─── げーなんでPKじゃないのー!? 満場す
 ごいブーイング......と、私の隣でS君が、「見てねーのかレフェリーおー
 い!」とひときわでかい声で罵っております。げげげ ^_^;)。レフェリー
 が中米人だと、カナダがホームでも有利に取ってはくれんという感じだねー。
 まあ公平なら文句はないよ。

  しかしやっぱりいいなあ、ペスキソリド。イングランド WEST BROMWICH
 でプレーしてる選手なんですが、直線的でがむしゃらで、やっぱり英国の
 アタッカーという感じの選手です。


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  20分、カナダにイエロー。ペスキソリドだ! なんなんだなんなんだ。
 なにがあったのか、ここからでは見えません。無駄なファウルはよしとく
 れ。その後も猛然と突き進むカナダ、こつこつ進むサルバドル、どちらが
 優勢ともいえない一進一退の攻防が続きます。うーん、大量得点はさすが
 に無理かな、どちらにも決定的なシーンはさほど訪れず。


  30分、ペスキソリドがDFともみ合いながらコーナー付近で倒れ込みま
 す。立ち上がる両者。あ、DFがもんどり打って倒れた! ─── あーっ、
 イエロー! ペスキソリドに2枚目のイエロー! そんな馬鹿な。DFは
 地面に倒れたまま、ペスキソリドは無言でグラウンドを去っていきます。.
 .....そんな馬鹿な。

  離れ際にエルボーでも打ち込んだんだろうか。DFの苦しみようは演技
 だろうけれど(───彼はしばらく後すっくと立ち上がり、場内大ブーイ
 ング───)、どれだけ痛いかなんてことは問題ではない。なにかやっち
 まったんだ。なんてことだ。なんてバカなのだペスキソリド。残り 60 分
 もあるのに。

  分からん。なんでペスキソリドは怒ったのだろうS? 「分からん。見
 てなかったよ。......小突かれてやり返したんじゃないかなあ。─── ま
 あいいさ。ヘイヘイ! 10人いれば充分だぜ、ゴーカナダ!」─── そん
 な楽観的な ^_^;)。


	― つづく(すいません、量が増えすぎて終わらん ^_^;) ―


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