沢田研二の旅
Thanks To: Kishida san, Toshi san
From: Tomo Sakata
Newsgroups: fj.rec.music
Subject: 沢田研二の旅 (Re: Music and Acting)
Date: Sat, 01 Feb 1997 12:20:23 -0800



 /~~ In (kishida-0102971356340001@hysquad.hayalab.cs.ritsumei.ac.jp),
  Yoshiro Kishida san wrote:
> 岸田desu.
        :
>>>>  しかしまあ、こないだサッカーのビデオテープを友だちに送ってもらっ
>>>> たら(なにをわざわざ遠くから送ってもらってるのだ俺は ^_^;)、沢田研
>>>> 二がビールのコマーシャルに出てました。お、なかなかかっこいいおじさ
>>>> んになっておる。こうしてコマーシャルに出てるということは、また人気
>>>> が上昇しつつあるのかなーと想像してます。どうなのかな。
>>>
>>> ``タイム・イズ・オン・マイ・サイド'' っすね、やりますねぇ。
>>
>>  それは(僕は見たことないですけど)別なコマーシャルのお話ですか?
>> ジュリーが高橋ユキヒロと一緒にその歌を歌うコマーシャルがあったと聞
>> きましたけど。......だいたい日本のコマーシャルは面白いよなあ、日本
>> からのスポーツテープが届くたびにコマーシャルの隅々まで見てしまうの
>> です :-)。
>
> それです、それです。

  それも見たかったなあ。コマーシャルなんて時期が過ぎたらもう見られ
 ないですから、難しいですね。


    ----------------------
  こっちで Nissan のコマーシャルですごいのがやってるんですが、日本
 でもオンエアされてるんでしょうか。

 1) バンヘイレンの "You really got me" にのせて
  GI ジョーみたいな人形が車に乗って彼女(リカちゃんのアメリカ版)を
 迎えに行くが、彼女が他の男に奪われちゃうとかいう話。遠くでそれを微笑
 みながら見つめる Mr. Nissan と犬。

 2) 映画 Jaws の音楽かなにかにのせて
  コインを入れずにパーキングメーターに止めてある車を見つけたおそる
 べき風貌の婦人警官が、違反切符をめくりながらにやーりと車に近づく。
 とその車が機転を利かせて危機を救うのであった。遠くでそれを微笑みな
 がら見つめる Mr. Nissan と犬。

  どちらも傑作、Mr. Nissan は日産の社長なのだろうか、だとしたらえら
 いと当家では大評判です。


              ==== ◆ ========== ◆ ========== ◆ =====

>>  ジュリーは軽いくらいが、ポリシーが感じられないくらいのかんじがい
>> いのだと、苦闘の 10 年を経て結論はそのへんに落ち着いているのでしょ
>> う :-)。
>
> んんん、なるほど、、、。で、10年というのはTOKIOとか以降のことですか?


 【 以下訂正歓迎 & 長いです :-) 】
  これはファンから見ると、パンクが出て「ニューロマンティック」が出
 た頃、ジュリーはバンド・エキゾティックスを率いてそれらイギリス音楽
 のかっこいい部分を取り入れ絶好調だったわけですが、なんか一般大衆か
 ら遊離した音楽をやっておるという嫌いもあったわけです。そんなとき
 「Non Policy」というなかなかよいアルバムを出して、やっぱり沢田のポッ
 プスは良いとファンはうなったわけですが、これが売れなかった。なぜか。

  あせった沢田とその陣営は、当時おしゃれに不可欠だった激短髪に活路
 を求めて髪を刈り上げ、「チャンス」という佳曲と共に決戦の場「夜のヒッ
 トスタジオ」に向かう。が、運悪くも沢田の出番はマンチェスターのおしゃ
 れバンド(名前忘れた)の歌う「Break Out」の直後。マンおしゃバンドの
 かっこよさと、やや太り始めて激短髪がものすごく似合わない沢田の姿に
 とてつもない落差が。あれは致命的だったとファンは思う (うっうっ ;_;)。

  完全に「売れない沢田」と化してしまった沢田は、ショーケンのバック
 をやっていた連中を集めた趣味的なバンド Kokoro (?) を率いて「灰とダ
 イアモンド」など佳曲を歌うが、曲も地味で、また丸みを帯びた顔に再び
 伸ばした髪という組み合わせが単に不潔っぽく見えてしまうという悲しさ
 もあり、ウケず。ある年の紅白歌合戦を最後にテレビではまるで見られな
 くなる。

  その後も苦闘を続けているはずだがサカタは不精なのでテレビに出てく
 れないとフォローができず。そして数年後、ジュリー芸能生活 20 (25 周
 年?) という NHK-BS の大特集と共に名曲「スプリーン」を発表。ファンは
 涙、気がついてみればみずみずしいジュリーがまたそこに。


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  僕がフォローできてなかった頃も含めて、沢田研二はめちゃいい音楽を
 やっていたのです。好きなロックと、究極まで考え抜けない甘い体質をミッ
 クスした自然な沢田ポップ。髪の毛を切ったり伸ばしたりしてるころはい
 ろいろ悩んだんでしょうけど『苦闘の 10 年を経て』、沢田は絶対いい音
 楽をやっているんだという信頼感がファンとジュリーのあいだにあるよう
 な気がします。心配ない。オーストラリア風にいうと No Worries。

  そして僕の見たビールのコマーシャルには、そういう自然な沢田がきれ
 いに写し取られていたのでした :-)。


              ==== ◆ ========== ◆ ========== ◆ =====

 /~~ In (5cvkp1$m8v@juliana.sprynet.com), Toshi san wrote:
>>  ビールのほうのコマーシャルのナレーターは岸辺一徳(岸辺シローの兄・
>> タイガースの初代ベース?)じゃないかと声から思ったんですけど、違い
>> ますかね(←マニアック過ぎる)。
>
> Did anybody else play the bass guitar beside Kishibe
> in The Tigers?   I remember Kishibe shiro played
> the guitar in the band for a short while.


  あ、一徳が抜けてシローが入ったのかと思ってましたが、違いましたか?
 すいません、Correction appreciated :-)。


  岸辺シローはいまやイヤミが売りの単なる司会者みたいですけど、タイ
 ガース加入前の青春期、音楽を求めてアメリカを放浪していたという人な
 んですよね。

  数年前に、タイガース解散後ほとんど初めてじゃないかと思われる彼の
 歌声を聴きました。下手だったけれど、感動してしまった。歌ったのは彼
 がそのアメリカで聴いた歌たち。サタデーナイト・フィーバー以前の、甘
 くせつないビージーズだったのです。



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